その名の通り空で打つですが少し足すとタイコで革を空の状態で回す作業です。

革の柔らかさやシボを調整する為で染色が終わってから何度か繰り返します。

革の状態を見てイメージする柔らかさやシボを回転スピードと時間そして加温や加湿で調整していきます。

ここで活躍してくれるのが「8角形空打ちタイコ」

他にもこの空打ち作業だけのためのタイコが2台ありますがその2台は回転するのみでこちらは回転スピード、タイマー、加温、加湿、集塵機と全て管理してくれる最新のタイコです。8角形と言うのもシボ出しをするのに適しています。

ただ他の2台と同様に途中のチェックだったり最終の仕上がりは職人が手と目を使ってしっかりと肌で感じ細かな微調整をしていきます。