和牛甲子園に参加された高校生の皆さんの寄せ書き用の革に、弊社の製品を使っていただきました。

 2024年1月18日(木)・19日(金)に、全国41校の農業高校が参加し、第7回和牛甲子園が開催されました。これは、各校で飼育された和牛を対象に、生徒さんによる和牛飼育体験発表会と和牛枝肉共励会(牛の枝肉(頭部や内蔵、皮などを取り除いた牛肉のこと)の品質を競う会)を中心に行うもので、将来の畜産業を担う若者たちの学びと将来への展望の場となっています。
 和牛甲子園の詳細は こちら

 会場に置かれた牛革には、参加校の皆さんが、寄せ書きをし、自分たちが育てた出品牛や学校のPRをしました。
 寄せ書き風景は こちら (始まりから12秒後が寄せ書き風景です)
 この牛革が、弊社の製品です。
 弊社インスタグラム(2023年10月23日)に、牛革1頭の注文をいただきました。と上げさせていただいた革です。
 私たちが心を込めて鞣した革が、将来の日本の畜産業を担う高校生の皆さんの記念碑ならぬ記念皮として、思い出に残るものとなったならこんなに嬉しいことはありません。

 隈研吾氏と仕事をさせていただいて以来、地産地消は弊社にとっても大きなテーマとなりました。このように、全国の若者たちが和牛の育成に取り組み、そこから生まれる皮が鞣され様々な製品になっていく、その流れの中で、少しでもお役に立つことができれば、という思いで仕事をしています。

 来年度の寄せ書きも、その革が、真摯に和牛の飼育に取り組む皆さんの熱い思いをぶつけるにふさわしいものになるように、頑張りたいと思います。

 素晴らしい寄せ書きを作ってくれた生徒の皆さんに心から感謝申し上げます。